猫の手を借りて、猫も人も町も元気にしたい!
2016年の秋。高知県の小さな港町「やいか」で「港のネコとおばあちゃんプロジェクト」はスタートしました。
きっかけは、愛猫が体調を崩したことでした。大切な猫の身体のために、新鮮で自然なものを食べさせたい。猫の喜ぶものを作りたいと思ったのです。
そして、おやつ作りを通して、売上金の一部を猫の保護活動に寄付し、「殺処分を減らすサポートをする」こと、おやつの作り手をおばあちゃんにお願いし、「高齢者の活躍の場を創る」こと、地元の特産品を活かし「町を元気にする」ことを実現するために立ち上げたプロジェクトです。
高知県の港町「やいか」との出会い
高知県にある小さな集落「やいか」を訪れた時、目の前に広がる澄んだ海を見て、この場所ならきっとプロジェクトが実現できると直感しました。
やいかは、人口200人たらずの港町です。お店も信号もない限界集落ですが、この町には、美しい海と、新鮮なお魚がある。なにより、この町に暮らすおばあちゃんたちがとにかく元気なのです。
おやつ作りで幸せ作り
プロジェクトを立ち上げてから1年半、本当にたくさんの方のご協力と応援をいただき準備をすすめてきました。そして、2018年4月「猫のおやつ とれたて お魚グリル」の販売を開始しました。猫の手を借りていても、まだまだ、たくさん作ることができないというのが今の現状ですが、おばあちゃんたちと一緒に、もっとがんばろう!と張り切っています。
猫のおやつを作る場所が、みんなの幸せを作る場所になれるようしっかりと錨(いかり)をおろし、この町「やいか」に根付く会社にしていきたいと思います。